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アメリカ留学に新型コロナワクチンは必須?他に必要なワクチンの種類とは?

新型コロナウイルスの影響で、アメリカ留学するにあたって「ワクチン」を意識するようになった方も多いのではないでしょうか?

女性
新型コロナウイルスのワクチンはもう打ちましたか?
目次

アメリカ留学には新型コロナワクチンは必須?

男性
新型コロナウイルスのワクチンってアメリカ留学に必要ですか?
筆者
はい、これからは必須なのです。

アメリカ政府では2021年10月15日に『2021年11月8日以降、アメリカに入国する際には新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を義務とする事』を発表しました。

アメリカ政府は、新型コロナウイルスワクチンの種類を以下の6つのワクチンのみ有効としています。

  • ファイザー
  • モデルナ
  • ジョンソン&ジョンソン
  • アストロゼネカ
  • 中国医薬集団(シノファーム)
  • 科興腔股生物技術(シノバック・バイオテック)

日本出発日の2週間前までに事前にワクチン接種を終えて、準備しておく必要があります。

また、アメリカ本土に行く際には、飛行機搭乗時にワクチン接種証明書24時間以PCR検査結果の陰性証明書が必要です。

筆者
2つの証明書は必要となるので、忘れずに用意しましょう!

アメリカ留学に必要なワクチン接種はいくつある?

2021年11月8日以降、新型コロナウイルスのワクチンはアメリカ留学に必要なワクチンとして追加されます。

そしてアメリカ全地域において入国する時、唯一完全に済ませておかなければならないワクチンとなります。

実は、アメリカ留学に必要なワクチンの種類は滞在する州や通う教育機関によっても違いがあります。

そのため、アメリカ留学に必要なワクチン接種は「〇つ」とは断言できません。

ですから、渡米前に必ず滞在先の州や通う教育機関の必須ワクチンについて調べておく必要があります。

留学前に特に必要なワクチンはMMR

最も一般的に必須とされているワクチンはMMRというものです。

MMRは麻疹(Measles)、おたふくかぜ(Mumps)、風疹(Rubella)の頭文字をとった名称で、混合三種ワクチンです。

日本では乳児の時に接種している場合が多いです。

接種を受ける病院に母子手帳を持って行って医師に見せる事も大事になります。

留学前に必要なツベルクリンと注意事項

ツベルクリン反応検査も多くの場合必要になります。

この検査は、結核菌の感染を調べるために行われます。

日本でBCGを受けた人はどうしても反応が陽性と出ますので、血液検査(IGRA検査)や胸部レントゲンなどで結核ではない事を証明する事が必要です。

その証明書も医師に依頼しておきましょう。

留学前に必要なワクチンはコロナ以外にもある!?

その他に、必須とされているワクチン接種は以下のものがあります。

  • 破傷風(tetanus)
  • 水痘(varicella)
  • 髄膜炎(meningitis)
  • ジフテリア(diphtheria)
  • 百日咳(pertussis)
  • B型肝炎(hepatitis B)

必須とされているワクチン接種の種類は、滞在期間によっても異なります。

念のため留学エージェントに確認して、日本で接種可能なものは済ませておきましょう。

必要なワクチン接種の値段は?

ワクチンによってはワクチン接種の前に抗体があるかどうかを血液検査で調べて、必要なものだけを接種することもできます。

アメリカ留学するときに求められる主なワクチン接種と平均費用です。

ワクチン接種名 平均費用
MMR

(麻疹、おたふくかぜ、風疹の混合三種)

約1万円
水痘 約1万円(抗体検査は約5千円)
髄膜炎 約2万円
T-dap(成人用)

(ジフテリア、百日咳、破傷風の混合三種)

約1万円
B型肝炎 約7千円~1万円

ワクチン接種の書類は、留学先のホームページやパンフレットなどで入手法を調べておきましょう。

ワクチン接種の費用の他に、接種した病院の医師に必要書類に記入してもらう料金や英文の接種証明書の料金がかかります。

筆者
料金はかかりますが、ワクチン接種のついでに健康診断も受けて健康診断書を書いてもらうのもいいですね!

ワクチン接種にかかる期間はどれくらい?

ワクチンによってそれぞれ接種の回数や接種の間隔が違います。

ワクチン接種名 必要回数と間隔
MMR(麻疹、おたふくかぜ、風疹の三種混合) 追加接種の必要があるので注意。

2回の接種が必要な時は4~8週間の間隔が必要。

追加が必要か否かは抗体検査の結果次第。

水痘 2回の接種が必要な時は4~8週間の間隔が必要。

追加が必要か否かは抗体検査の結果次第。

髄膜炎 1回目の接種後5年が追加接種の目安。
T-dap(成人用)

(ジフテリア、百日咳、破傷風の三種混合)

初回摂取した後10年後が追加接種の目安。
B型肝炎 3回のワクチン接種が必要。

2回目のワクチン接種は初回から1ヵ月の間隔が必要。

3回目のワクチン接種は2回目から2か月の間隔が必要。

留学する8か月前ほどから留学先の学校で必須となるワクチン接種を確認しておき、かかりつけの医師に相談しておくと余裕を持って行動ができるでしょう。

まとめ

2021年11月8日からアメリカに入国の際には、新型コロナウイルスのワクチンが必須となりました。

コロナ禍で留学を引き延ばしていた方も、ワクチン接種さえすればアメリカに留学する事は可能となりましたね。

新型コロナウイルスのワクチンを接種するのと同時に、アメリカの留学先で必須のワクチンを調べておいて接種すると良いです。

通う教育機関が決まったら、ワクチン接種を完全に済ませておくのに十分な期間をもうけましょう。

また、渡米する8か月前~半年前には医師に相談して、ワクチン接種のスケジュールを決めておくと安心できますね。

ワクチン接種は「留学時に病気を予防するための大事なプロセス」と覚えておきましょう。

筆者
アメリカに留学する前には、ワクチン接種も必要な準備の一つとして大事ですね!

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この記事を書いた人

20代前半にアメリカ・カリフォルニア州のコミュニティーカレッジに留学。3年間で卒業。留学や国際交流の場で留学中に関わってくれた方々からのご恩を返すつもりで、様々なお役立ち情報を発信していきたいと考えております。特にこれから英語学習を始める方も更に英語力を磨きたい方も、英語という便利なコミュニケションツールを手に入れて様々な場面で活躍されることを応援します。

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